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足が臭いのはどうして?毎日ちゃんと洗っているのに-解決策はコレ!

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毎日お風呂でキレイに洗ってるのに、なんだか足が臭う。お座敷に上がったり、誰かのうちを訪ねるのが怖い。そんなことありませんか。

臭いが消えない理由と、臭いを消す対策を調べました。

どうして洗っても足が臭いんでしょう

足の臭いがなかなか取れない最大の原因は、「イソ吉草酸」(いそきっそうさん)という物質です。

足に汗をかくと、一緒に古い皮脂や角質が流れ出すのですが、これを、足の皮膚の雑菌がエサにして、繁殖します。

足は、靴や靴下のせいで、高温多湿なので、細菌も元気になって、ドンドン繁殖するのです。そして、この細菌が、代謝によってイソ吉草酸を生み出します。

吉草酸は、悪臭防止法の規制対象になっているほど、微量でも耐え難い臭いがする物質です。チーズや納豆・生ゴミのような臭いがしたら、イソ吉草酸のせいだと思われます。

イソ吉草酸は、洗ってもなかなか落ちにくい性質があり、そこにまた靴下を履いたりすると、臭いも復活してしまいます。

また、足の爪の間にも、垢や靴下の繊維などがたまりやすく、そこに雑菌が繁殖して、臭いを発することがあります。

何かの病気の場合も

水虫・足蹠(そくしょ:足の裏のこと)多汗症・糖尿病などの場合も、足が臭います。

水虫の場合、水虫の原因である「白癬菌」(はくせんきん)そのものが臭うわけではなく、水虫になるような高温多湿の環境のせいで、イソ吉草酸が発生しやすくなっているのです。また、水虫のせいで肌があれて、そこに雑菌が入り込んで臭うこともあります。

多汗症の場合も、特に、イソ吉草酸が発生しやすいのです。

糖尿病の場合、免疫力が低下して、細菌が繁殖しやすくなることで、体臭・口臭がするようになり、足も臭うようになるのです。

それでは、足の臭いを取るには?

足の洗い方

・湯船に入るか、洗面器にお湯を張り足をひたして水分を吸わせます。

・薬用石鹸を手につけて、指の間を中心に、丁寧に足を洗います。この時、ナイロンタオルでごしごしこすったりすると、かすり傷ができて、そこから雑菌が入ったりするので、手洗いが良いのです。

・爪の間も忘れずに洗いましょう。歯ブラシを使うと洗いやすいですね。

・洗い終わったら、石鹸が残らないように、よく洗い流します。

・清潔なタオルで、きれいに水分を拭き取ります。

・足がすっかり乾くまで、靴下は履かないようにしましょう。

・お風呂上がりは、爪が柔らかくなっているので、定期的に足の爪を切りましょう。くれぐれも深爪はしないようにしましょう。巻き爪になることがあります。

重曹の足湯

それでも臭いが気になるようでしたら、重曹を使って足湯をしましょう。

洗面器にお湯を張り、重曹をいれて、足を10分から20分ほど浸します。重曹は、食用のものが良いでしょう。

重曹の量は、最初は小さじ1~2杯程度から始めて、慣れてきたら、大さじ2~3杯くらいに増やします。

重曹足湯は、できるだけ毎日続けると効果的です。

重曹の半分ほどのクエン酸を加えると、二酸化炭素が発生して、炭酸足湯が楽しめます。足の汚れがより落ちやすくなったり、血行が良くなったりするので、時々やってみましょう。

クエン酸の代わりに、重曹と同じくらいの量のお酢をいれるのも効果的です。酢の臭いが気にならない方はやってみましょう。

足湯が終わったら、足を軽く洗い流しましょう。

ミョウバンスプレー

足の臭いが気になったときに、ミョウバンのスプレーを吹きかけると、臭いが消えます。

・スーパーや薬局でミョウバンを買ってきます。生ミョウバンと焼きミョウバンがありますが、焼きミョウバンの方を買いましょう。

・1.5ℓのペットボトルに、ミョウバン50gを入れて、水道水を一杯に入れます。ミネラルウオーターなどを使うと、保存できる期間が短くなります。

・ペットボトルを良く振ります。ミョウバンは、水に溶けにくいので、そのまま1~2日置いておきます。できあがった原液は、冷暗所に保管して、一月ほどで使い切りましょう。

・10倍に薄めたものを、スプレーボトルにいれて持ち歩きましょう。出先でも、足や靴下・靴にさっとスプレーします。風呂上がりの足や、洗濯した靴下などにもスプレーしてみましょう。

靴について

靴は、3足用意してローテーションで毎日履き替えましょう。靴のサイズが合わないと、通気性が悪くなるので、よく選びましょう。

帰ってきて靴を脱いだら、ミョウバンスプレーや靴用の消臭スプレーを振りかけて、風通しの良いところで乾かします。

重曹をパラパラと靴に入れて、靴を良く振った後、逆さにして重曹を捨てるのも効果的です。

荒技ですが、靴をジップロックなどで密封して、一晩冷凍庫に入れておくと、臭いが取れます。

消臭効果のあるインソールを使うのも良いですね。

オフィスで、スリッパを履いても大丈夫なら、なるべくスリッパに履き替えましょう。一見ビジネスシューズに見えるスリッパも売られているので、試して見てはどうでしょう。

WILSON ビジネスサンダル 710 ヒモ L (26.0?26.5cm)

靴下について

靴下は、通気性が良く消臭効果のある五本指靴下がお薦めです。

緊急対策

飲み会で座敷に上がらなくてはならないんだけど、今日はやけに足が臭いというときの対策です。

トイレに入って、靴下を脱ぎ、除菌ウェットティッシュで、指の間を中心に足を拭きます。次に、普通のティッシュかトイレットペーパーで良く拭いて、充分に乾かします。

その間、靴には、携帯用のスプレーをシュッとかけておきます。

足が乾いたところで、予備の靴下に履き替えます。

古い靴下を密封してポケットなどに入れ、何事もなかったかのような顔をしてトイレから出ます。

 

朝起きてすぐにしてはいけないこと した方が良いこと

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あなたは、朝起きて、まず何をしますか?何気なく毎朝やっていることでも、実はカラダに良くないこともあるんです。反対に、やった方が良いこともあります。それらを紹介しますので、明日の朝起きたら、是非!

朝こんなことはやってはNG

スマホやPCのチェック

朝起きてすぐ、つい気になって、スマホやPCをチェックする人も多いでしょうが、ついダラダラと余計なものまで見て、朝の貴重な時間を無駄にしかねません。

また、液晶画面をじっとみていると、まばたきの数が通常の四分の一くらいまで減って、朝から眼も脳も疲れてしまいます。

どうしても見なくてはいけない場合を除いて、チェックはやめておきましょう。

朝風呂

睡眠中には、冬でもコップ一杯分、夏場の汗をかく時期には多いと1ℓの水分が失われます。そのため、朝起きてすぐは、「血液ドロドロ」状態なのです。この状態でお風呂に入ると、血管が詰まって大変なことになりかねません。

また、急に血圧が上がって、心臓に負担がかかります。体が温まってスッキリしても、体が冷めていくと、かえって眠くなったりします。

朝食前の空腹時に入浴すると、胃酸過多になって、胸焼けがしたりします。

朝風呂に入るにしても、起きて1時間ほどして、充分に水分を補給してからにしましょう。

朝風呂でなく、朝シャワーは、血行を良くしたり、シャキッとするのでお薦めです。ただし、いきなり頭からシャワーを浴びると心臓に負担がかかったりするので、足先から徐々に上の方に向かってシャワーしましょう。

シャワーのついでにシャンプーをすると、頭皮の皮脂が取れて、日中、紫外線のダメージを受けやすくなってしまいますので、やめておいたほうが良いです。

コーヒー

朝一番にコーヒーを飲むという人も多いでしょうが、実は、朝一のコーヒーは、インスリンの働きを悪くして、血糖値を上げてしまいます。朝起きてすぐは、睡眠中に失われた水分を補充するために、白湯(さゆ:いったん沸かしてから冷ました水)か常温の水を飲みましょう。

コーヒーを飲むのなら、朝食時にしましょう。

喫煙

寝ている間にニコチンが切れているところに、朝一番でニコチンを補給すると、血管が急に収縮して、体に負担をかけます。

ペンシルバニア州立大学での研究によると、朝一番での喫煙は、肺がんや口腔がんのリスクを高めるそうです。

ハードな運動

運動は、体に良いものですが、起き抜けは、筋肉が硬くなっているので、怪我をしやすいのです。また、血管が収縮しているので、心筋梗塞や脳梗塞の危険性もあります。特に、ある程度の年齢になっている人は、危険です。

朝運動する場合は、起きて30分以上経って、朝食を取った後で、良く準備運動をしてから、無理のない範囲で行いましょう。

ひげ剃り・ごしごし洗顔

起きてすぐは、顔が少しむくんでいるので、うまくひげが剃れません。少なくとも起きてから15分から30分経ってからにしましょう。

また、朝、あまりごしごしと顔を洗うと、天然保湿因子(NMF)が取れてしまったり、肌が薄くなる菲薄化(ひはくか)が起きたりします。特に、乾燥肌の人は、洗顔料を使うと、乾燥がひどくなります。自分の肌質に合わせた洗顔をしましょう。

スッキリしたくて冷たい水で洗顔すると、急激な温度変化のせいで、赤ら顔になることもありますから、注意しましょう。

朝起きたらやった方が良いこと

朝日を浴びる

朝起きて、日の光を浴びると、脳内ホルモンのセロトニンの分泌が活発になります。セロトニンは、「幸せホルモン」と言われるように、精神を安定させてくれます。また、セロトニンは、時間が経つと、眠りを促すホルモンのメラトニンに変わるので、夜よく寝られるようになります。

朝日を浴びると、体内時計もリセットされて、快調な一日のスタートを切ることができます。

歯を磨く

朝起きてすぐは、口の中に雑菌が繁殖しています。その中に含まれる「プロアテーゼ」という酵素のせいで、風邪を引きやすくなったり、インフルエンザになりやすくなったりします。起きたときに歯を磨くことで、プロアテーゼを取り除けます。

歯は朝食後に磨きたいというのなら、朝一番で、リステリンのような洗口液で、口の中をキレイにしましょう。

ストレッチをする

朝、ストレッチをして、硬くなった体をほぐして、血行を良くしましょう。

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おへその手入れしてますか?ゴマは取った方がいい?放っておくと大変なことも

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お風呂に入っても、おへその手入れまではあまり気にしていない人もいるのではないでしょうか。

それに、昔から、「へそのゴマを取ってはいけない」なんて言われるので、触らぬ神にたたり無しという感じで、余計なことをしないで放っているかも知れませんね。

本当は、おへその手入れはどうすれば良いのか、まとめてみました。

おへそのゴマの正体は

おへその「ゴマ」は、垢・皮脂・汗・毛・石鹸のかす・服の線維・ホコリなどが入り交じって固まったものです。

へそのゴマには、なんと1グラムあたり約120万個の細菌が含まれているそうです。これは、便器の水の約4千倍にもなるそうです。

でも、安心してください。へそのゴマに生息している細菌には、人体に有害なものは、ほとんど含まれていないのです。

おへそのゴマは取らない方が良い?

有害なばい菌が含まれていないからと言って、昔からの言い伝えのように、そのまま放置した方が良いのでしょうか?

おへそが深いタイプの人は、おへそに汗がたまって、強烈な臭いを発することがあります。

また、おへそに傷ができて、そこから雑菌が入り込むと、「臍炎(さいえん)」という炎症を起こすことがあります。臍炎ができると、おへそが痛んだり、膿が出たりします。

おへそのゴマも、あまりに巨大化すると、医者で取ってもらうしかなくなります。

また、瘤のようにふくらむ粉瘤(ふんりゅう)になることもあります。

つまり、おへそは、体の他の部分と同じように、きれいにしておく必要があると言うことですね。

ちなみに、「おへそのゴマは取るな」という言い伝えは、無理におへそのゴマを取って、へその内側の皮膚を傷つけて炎症を起こしたり、おへそのすぐ下にある腹膜や腸を刺激してお腹が痛くなったりすることを戒めるためにできたようです。

もちろん、正しい方法で手入れをすれば、何の問題もありません。

おへその正しい手入れとは

お風呂に入って、おへその中もふやけたところで、タオルの端の方を指にまきつけて、石鹸をつけます。タオルを巻いた指を、おへそに差し入れて、2~3回くるっと回します。決してゴシゴシこすったりしないでください。すぐにキレイにならなくても、しばらく洗っているうちにキレイになると思っていましょう。

週に2~3回洗いましょう。

もう少し丁寧に、油を使ったお手入れ法もあります。

オリーブオイル(またはベビーオイルやクレンジングオイル・ハンドクリーム・ワセリン・馬油など)と綿棒・ティッシュを用意します。

仰向けに寝て、おへそにオイルを垂らします。そのまま、10分から15分ほど待ちます。このとき、おへそに、ラップをかぶせておくと、ゴマが溶けやすくなります。

ゴマが溶けてくるので、ティッシュでオイルを拭き取ります。その後、綿棒をおへその穴にいれて、そっとゴマを掻き出します。無理して取ろうとすると、お腹が痛くなります。最後に、残ったオイルを良く拭き取ります。

おへそが痛い!何なのでしょう

おへそのゴマをあまりに放置していると、巨大化して臍石(さいせき)と言うものになって、おへその皮膚を圧迫して痛むことがあります。

それほど育ってなければ、上に書いたオイルによる除去法で、オイルをおへそに入れておく時間を長くすれば取れますが、うまく取れないときは、皮膚科で軟膏を塗ったり切開したりして取ってもらうしかありません。

また、傷んで膿が出るときは、雑菌が入って臍炎(さいえん)を起こしていると考えられます。皮膚科で抗生物質を処方してもらう必要があります。

まれな病気ですが、尿膜管遺残症(にょうまくかんいざんしょう)でおへその下あたりが痛むこともあります。

おへその内側が痛いときは、胃腸の病気の可能性があります。便秘で痛むこともあります。お医者さんに相談してみましょう。

 

歯を磨いていて、オエッとなりませんか?嘔吐反射のせいで歯医者さんにも行けない人のために

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歯を磨いている最中に、思わず、喉の奥から何かがこみ上げてくる感じがして、ウッとなることはありませんか。どうしてそうなるのか、どうしたら防げるのか、なにか悪い病気の兆候ではないのか、調べてみました。

どうして、「オエッ」となるんでしょう

この、オエッとえずくことを、医学的には「嘔吐反射(おうとはんしゃ)」といいます。脳が、本来体の中に入ってきてはいけないものが入ってきたと認識して、反射的にその異物をはき出そうと、命令を出すのです。

医者で、口の中にヘラのようなもの(「舌圧子」(ぜつあつし))を突っ込まれたり、胃カメラを飲んだりしても、嘔吐反射が起きますね。

さらに、一度、歯医者の治療などで、こみ上げてきて嫌な思いをすると、それがトラウマになって、ますます過敏になります。

ストレスや緊張でも、えづきやすくなります。

人によっては、タートルネックが着られない・ワイシャツの一番上のボタンがとめられない・ネクタイが苦しいなどの症状が出ます。

歯を磨く時、オエッとならないために

次のようなことを注意しましょう

・歯磨き粉は、泡立たないもので、味や香りがなるべく少ないものを、少量使いましょう。

・歯磨き粉や唾液が、喉の奥の方に行かないように、下を向いて磨きましょう。

・歯ブラシのヘッドは、なるべく小さなものを選びましょう。

・お腹が空いているときや、反対に、お腹がいっぱいのときは、嘔吐反射が起きやすいので、歯磨きは避けましょう。

・奥歯の方を磨くときは、腹筋に力を入れて、手早く済ますようにしましょう。

普段から気をつけること

ニコチンには、嘔吐を促す作用があります。なるべく節煙しましょう。

口呼吸はやめて鼻呼吸をする習慣をつけておきましょう。

左右の鎖骨の真ん中の、くぼんだところにあるツボを「天突」(てんとつ)といいますが、ここを、下に向かって押すようにすると、嘔吐反射が抑えられます。喉を押すと苦しいので、間違わないようにしてください。

「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」という漢方薬も、嘔吐反射を和らげる作用があるので、必要に応じて使ってみましょう。

歯医者に行くときに気をつけること

歯医者に行くときは、あまり空腹だったり満腹だったりするのはよくありません。軽く何かを食べておく程度が良いでしょう。タバコは我慢しておきましょう。

嘔吐反射が心配なら、あらかじめ先生に伝えておくと良いですよ。これまでの、嘔吐反射の患者さんの治療経験から、いろいろ配慮してくれると思います。

たとえば、あまり椅子を倒さずに、座った姿勢に近い感じで治療をするとか、バキューム(唾液を吸い出すチューブ)の入れ方に気を配ってくれるとかが考えられます。

患者側としては、上に書いた天突のツボを押したり、腹筋に力を込めたり、みぞおちを手で抑えるなどの対策を取りましょう。

どうしても、嘔吐反射のせいで、治療が進まないときは、笑気ガス・麻酔スプレー・静脈鎮静法(静脈に麻酔薬を注入する)などの手段があります。

何かの病気のことも

嘔吐反射は、誰にでもある本能的なものですが、次のような病気が潜んでいることもあります。

・胃の疾患

・肝臓の疾患

・逆流性食道炎

病気ではありませんが、妊娠しているとえずきやすくなります。

気になる人は、早めにお医者さんに見てもらいましょう。

 

爪揉みのすごい効果!不眠解消からダイエットまで

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手足の爪を揉むだけで、いろいろな効果があるんです。解説していきます。

爪揉みはどうして効果があるんでしょう

人間の自律神経は、交感神経と副交感神経の二つからできています。交感神経には、心身を活発にする働きがあり、副交感神経には、心身を落ち着かせる働きがあります。

交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキといったところですね。

交感神経と副交感神経がバランス良く働いて、上手く生きていけるのですが、バランスが崩れると、自律神経失調症になってしまいます。

現代生活では、交感神経が刺激される傾向があるのですが、手足の爪の両側には、副交感神経の働きを良くするツボがあって、ここをマッサージすることで、自律神経のバランスが保もたれて、免疫力がアップします。

爪揉みのやり方

手の指先を、反対側の手の親指と人差し指で、挟むようにします。爪の根元を両側から挟み込む感じです。

指の第一関節を親指と人差し指で両側から挟んで、指先に滑らせていくと、爪の根元で、スッと細くなる感触がするところがありますね。そこが爪揉みポイントです。痛気持ちいいくらいに力を入れて、10秒から20秒ほど揉むようにします。揉まずに、力を入れて挟んでいるだけでも構いません。

親指から小指まで順番に揉んでいきますが、薬指の爪揉みは、副交感神経ではなく、交感神経を活発にするので、寝る前やリラックスしたい場合には、揉まないようにしましょう。

以前は、薬指は、爪揉みしないほうが良いとされていましたが、薬指の爪揉みは、ダイエット・うつ・低血糖・低血圧・アレルギーなどには効果がありますし、交感神経と副交感神経のバランスをとるためにも、最近では、寝る前や気が高ぶっているとき以外は、全部の指で爪揉みしたほうが良いと言われています。

次に、両足の指先も、同じように揉んでいきます。薬指は、手の場合と同じように考えてください。足の爪揉みは、お風呂に入っているときにやるのもオススメです。

これを、一日に2~3回行います。それ以上はやり過ぎになります。

眠れないときには、布団やベッドに入ってから、薬指以外の爪揉みをやってみましょう。

爪揉みをするときは、腹式呼吸をすると、一層効果が出ます。息を吸いながら、力を込め、息を吐きながら、力を抜くのです。

爪揉みの好転反応

爪揉みをしていると、肩がこる・下痢をするなどの好転反応(メンケン反応)が出ることがありますが、これは、体調が良くなる過程での、一時的なもので、そのうちに消えていきます。ですが、どうしても不調になる場合は、爪揉みが体質的に合わないので、無理をしないで、中止しましょう。

道具を使う

簡単にできる爪揉みですが、うまく力が入らないような人は、爪揉みの器具も市販されているので、使ってみてはどうでしょう。

国産間伐材で作った爪もみ太郎(Mサイズ) 【爪もみ専用器具】

 

夜中に目が覚めてしまう!朝までぐっすり寝るために

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夜中に目が覚めてしまい、そのまま寝られないという経験はありませんか。

「明日、大事な打ち合わせがあるから、よく寝ておかないと」と思っても、目が冴えて、もう寝られないときはつらいですね。

どうすれば、変なときに目が覚めないでいられるか、調べてみました。

 

どうして目が覚めてしまうのでしょう

いったん寝ついたのに、夜中に目が覚めてしまうことを、「中途覚醒」といいます。不眠症の一種とされています。

睡眠は、約90分周期で、深くなったり浅くなったりしますが、浅くなったときに眼が覚めやすくなります。

でも、年をとると、どうしても、夜に目がさめることが増えてきますが、これは、ある意味で自然なことですね。起きてから後を引かなければ問題ないのです。

不眠症の中途覚醒は、いったん目が覚めたらまた眠るのに30分以上かかり、次の日に睡眠不足で調子が悪いということが続いている状態をいいます。

その原因は、次のようなものです。

精神的ストレス

悩み事・心配事があると、よく寝られないのは、誰でも経験があるのではないでしょうか。

ただ、普通は、心配事が解決したりすると、また寝られるようになるのですが、自分はちゃんと寝られないのではないかと心配になって、それがストレスになってますます寝られないという悪循環に陥ることがあります。

うつ病の初期にも、中途覚醒の症状が出ることがあります。

身体的ストレス

肉体的な不快感のせいで、夜中に目がさめることがあります。

・トイレに行きたくなること(頻尿)

・喘息の発作

・睡眠時無呼吸症候群

・足がムズムズする(むずむず脚症候群)

・枕や布団、ベッドが合わないことによる不快感

・女性の生理のとき(ホルモンバランスの乱れ)

アルコール

アルコールの力をかりて眠る人もいるでしょうが、アルコールは、体内で分解されて、「アセトアルデヒド」という物質に変わります。そのせいで、交感神経が活発になって、目が覚めてしまいます。

また、アルコールには利尿作用があるので、トイレに起きやすくなります。

カフェイン

カフェインのせいで寝られなくなるとは、よく知られていて、夜はコーヒーなどを飲まないようにしている人も多いでしょう

ですが、人によっては、カフェインの影響が12時間くらいも続くことがあります。つまり、夕方に飲んだコーヒーのせいで、眠りが浅くなって、中途覚醒することがあるんです。

ニコチン

ヘビースモーカーの場合、夜中に、ニコチンが体から抜けると、一種の禁断症状で、目がさめることがあります。

薬の副作用

抗うつ剤・降圧剤・ステロイド・咳止め・鎮痛剤などの影響で中途覚醒することがあります。

中途覚醒しないために

睡眠時無呼吸症候群などの病気は、まず治療しましょう。

食事や飲酒は早めに

食事やお酒は、少なくとも、寝る3時間前には済ませるようにしましょう。お酒の量もできれば控えるようにしましょう。寝ている間に内臓が動いていると、眠りが浅くなりますし、水分でトイレに起きることになります。

日の光を浴びる

朝(午前中)、なるべく日の光を浴びるようにしましょう。脳内物質の「セロトニン」が分泌されて、それが、寝る頃には、睡眠を促す「メラトニン」に変わるのです。

ぬるめのおふろにゆっくりと入る

寝る2時間くらい前に、40℃以下のお風呂にゆっくりと入ります。体の奥の体温(深部体温)がいったん上がった後、下がってきて、睡眠に適した状態になります。

ストレッチをする

寝る2時間ほど前に、ストレッチで深部体温を上げておくのも有効です。

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ブルーライトに注意

液晶テレビ、PC、スマホなどから出る青みを帯びた光(ブルーライト)は、メラトニンの分泌を抑えて、眠りが浅くなり、中途覚醒しやすくなります。寝る2時間くらいまでには、これらの機器を使うのはやめておきましょう。

ブルーライトを減らすアプリ・メガネ・液晶フィルム等もありますが、完全に防ぐことはできません。

LED照明からもブルーライトが出ているので、できれば間接照明に切り替えましょう。

寝具を替えてみる

敷き布団やマットレスが柔らかすぎても硬すぎても、安眠できません。体圧分散マットレスなども試してみるのも良いかもしれませんね。

気にしすぎない

眠れないと困ると言うことで、あまりに早く布団に入ったりするのは逆効果です。たとえ夜中に目が覚めても、結果的に、日中の活動に支障が無ければ、問題ないのです。気にしすぎると、ますます眠りが浅くなってしまいます。

 

正しい休憩の取り方 ちゃんと休めてますか

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仕事や勉強していると、どうしても休憩を取る必要がありますね。でも、正しい方法で休憩しないと、疲れが取れないばかりか、逆効果になることもあります。

自分は一切休憩を取らずにバリバリやるんだという人以外は、次をお読みください。

 休憩を取るタイミング

人間の集中力の続くのは、せいぜい90分と言われています。つまり、90分以上無理して作業しても、効率は上がらないと言うことです。

もちろん、オフィスなどで、自分の都合で休憩を取るのは難しいでしょうが、なるべく90分を一区切りとした作業を意識して、10分から15分くらい休むことをあらかじめ想定しておきましょう。

ただし、15分以上休憩を取ると、仕事や勉強に戻るのに時間がかかるようになります。

休憩を取るときの心構え

仕事上の心配や、勉強がはかどらない焦りがあることも多いでしょうが、休憩中に、それらのことをくよくよ考えていては、休憩になりません。

また、仕事に関係ないことでも、スマホでニュースサイトを見たりゲームをしたり、新聞を読んだりすると、疲労が回復しないとの実験結果があります。

少なくとも、休憩中の短い時間だけは、それらのことを忘れて、ボーッとしたり、楽しいことを考えましょう。

休憩できる場所を探す

作業していたその場所にとどまっていては、リラックスできません。オフィスなら、仕事を忘れていられる空間がないか、探しておきましょう。自宅で作業や勉強をしているなら、別の居心地の良い場所に移動しましょう。

リラックスできるものを用意する

自分を癒やしてくれる写真などをスマホなどに入れておきましょう。自宅なら、ぬいぐるみなども良いですね。

甘いものを食べる

脳にブドウ糖を補給するために、チョコレートやココアなどの甘いものを取りましょう。もちろん、控えめにしておきましょうね。食べ過ぎると、急に血糖値が上がり、その後、血糖値がグッと下がって、かえって疲れが取れません。

歩き回る

もし、可能であれば、近場を10分ほど、足の向くまま、頭をからっぽにして歩いてみましょう。日の光を浴びると、脳内物質のセロトニンが分泌されて、ストレスが解消されます。

外に出るのが難しければ、書類を取ってくるとか、備品をもらいにいくとか、口実を作って、オフィス内を動き回りましょう。

ストレッチをする

ゆっくりと、決して無理をしないで、背筋を伸ばしたり、首を回したり、肩を回したりしましょう。

次の動画も参考になります。

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効果的な昼寝の仕方

お昼休みなどの、比較的時間の余裕があるときは、昼寝をすると生き返りますね。

でも、やみくもに昼寝をしても、かえって調子が悪くなります。次の様なことに注意しましょう。

・昼寝の時間は、15分から20分くらいが適当です。それ以上寝ると、かえって寝足らない感じになりかねません。

・昼寝をする前に、コーヒーや紅茶で、カフェインを摂るようにします。30分ほどして、カフェインの覚醒作用が効いてくる頃に、昼寝から起きることになるので、目覚めがスッキリします。

・ベルトを緩める、ネクタイを外す、時計を外す、靴を脱ぐなどして、体の締め付けをなるべくなくしましょう。できれば、アイマスクや耳栓を使いましょう。

・頭は以外に重いものです。なにかにもたれさせるようにしましょう。机につっぷすようにするのも良いです。

・目が覚めたら、日光を浴びたり、冷たい水で顔を洗ったりして、シャキッとしましょう。