口内炎が痛い!スグできる対策と二度とならない方法
何かをを食べたり飲んだりしたときなど、思わず飛び上がるほど痛い「口内炎」。なんとか沁みないようにする方法と、もう二度と苦しめられない方法を調べてみました。
口内炎はどうしてできる?
・口の中のキズ
歯でグッと噛んでしまったり、虫歯や合っていない歯のかぶせものなどで尖っているところで傷がついたり、硬いものをたべて粘膜を傷つけたりしたところから雑菌がはいりこんで炎症を起こします。
・アレルギーによるもの
その人にアレルギーを起こすもの(アレルゲン)のせいで、口内炎ができることがあります。良くあるアレルゲンは、果物・野菜・チョコレート・そば・牛乳・歯の詰め物・歯並びの矯正具などです。
・ビタミン不足
ビタミンB2が足らないと、粘膜に炎症ができやすくなります。
・唾液の減少
ストレスや薬の副作用(抗がん剤・降圧剤など)で、唾液がでにくくなると、胃腸の働きが弱くなったり、口の中に雑菌が増えたりして、口内炎になりやすいのです。
・免疫力の低下
加齢、偏食、寝不足、ストレスなどで免疫力が低下すると、日本人の大半が持っている単純ヘルペスウィルスが勢いをつけて、口内炎ができることがあります。
・喫煙
熱い煙の刺激や、熱による口の中の乾燥のせいで、口内炎になることがあります。
速効でできる口内炎の対処法
塩を塗る
即効性は保証付きですが、痛みも保証付きです。口内炎が治るなら死んでも良いくらいの覚悟で、直接塩を塗り込んでください。私は、絶対やりませんケド。やる人は、自己責任でお願いします。それと、そのあと、良くうがいをしてくださいね(気絶してなかったら)。塩水でのうがいもそれなりに効果がありますよ。
ハチミツを塗る
痛みは、塩よりはマシなようです。恐ろしければ、薄めて塗りましょう。なるべく添加物の無い天然のものの方が良いと言われています。
馬油を塗る
実際、綿棒で塗ったら良くなったという報告があります。手元にあれば、一度やってみてください。
ココアパウダーを塗る
医学的な根拠ははっきりしませんが、実際に試した人には効いたそうです。
梅干しをかぶせる
梅干しの肉を、小さく切って、口内炎の上にかぶせるように置きます。梅干しに含まれるクエン酸の殺菌作用と唾液を出させる作用が効くのです。
うがいをする
米酢や緑茶でのうがいも、結構効きます。手軽にできるので、試してみてはどうでしょう。
ハーブティーを使う
カモミールかセージのハーブティーを濃く淹れて、患部に塗ったり、うがいをしたりします。
市販薬を使う
口内炎用に、軟膏・パッチ・錠剤等が市販されています。薬局で相談してみましょう。
口内炎がいつまでも治らないときは-重大な病気かも
普通は、口内炎は、1~2週間もすれば、自然に治ります。3週間たっても治らないときや、数え切れないほどできるとき、直径1㎝以上のとき、熱が出たりだるかったりするときは、別の病気かもしれません。
医者に行くことをおすすめします。
口内炎と間違えやすい病気は、次のようなものです。
クローン病、ベーチェット病、白板症、紅板症、口腔ガン、舌ガン、口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)
また、糖尿病、白血病、関節リウマチ、HIVなどの症状として、口内炎ができやすくなることがあります。
たかが口内炎、されど口内炎です。
もう口内炎に苦しまない!予防法とは
ビタミンを取る
口内炎を防ぐには、ビタミンB群、特にビタミンB2を積極的に取りましょう。
レバー・納豆・卵・牛乳などに含まれています。
サプリでとるのもいいですね。
よく噛む
一口ごとに30回くらい噛んで食事をすると、胃腸が丈夫になり、免疫力も上がり、唾液がよく出るようになるので、口内炎の予防に良いです。
うがいをする
塩水や、イソジンやリステリンのような殺菌効果のある洗口剤で、朝起きたとき・毎食後・寝る前にうがいをしましょう。
歯磨き粉の注意
口の中を清潔に保つという意味で、歯磨きが大切ですが、「ラウリル硫酸ナトリウム」がはいった歯磨き粉は、口内炎を引き起こすという報告があります。まだはっきりと証明されてはいませんが、気になる人は避けておきましょう。
また、歯ブラシは、広がって周りに当たるようになる前に、早めに取り替えましょうね。
鼻呼吸をする
口呼吸をしていると、口の中が乾燥して、口内炎ができやすくなります。意識して鼻で呼吸するようにしましょう。