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正座で足がしびれて困ります イザという時の対処法

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法事の時などで、長時間正座しなくてはならないけれど、普段正座しないので、足がしびれて、うまく立ち上がれない。こんな経験をした人も多いのではないのでしょうか。

でも、つきあい上、避けて通れない。そんなとき、どうすれば乗り切れるのか、まとめてみました。

足がしびれるとは

足がしびれるのは、もちろん、足に体重がのって、血行が悪くなるからです。

そして、立ち上がろうとすると、急に血流が回復して、大量の活性酸素が発生します。

この活性酸素を、体内のセンサーが感知して、強い刺激を感じるのです。

また、正座をしていると、運動神経が麻痺してしまい、歩き出そうとしてもうまくいかないのです。

足のしびれを防ぐには

座る前に

足首が硬い人は、足がしびれやすいのです。足首のストレッチなどをして柔らかくしておきましょう。

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・できれば、なるべく後ろの方に座るようにすると、足がしびれた時に、ちょっともぞもぞしても比較的目立ちません。

・こまめに行事の手伝いをするなど、座り続ける時間をなるべく短くする工夫をしましょう。

足がしびれない正座の仕方

・ジーンズのようなタイトな服は避けます。

・背筋は、自然に立てるようにします。無理にピンと立てようとはしないで、頭が、天井に吸い上げられる感じを持ちます。

・アゴを軽く引きます。

・手は、太腿の前の方に置くようにします。

・重心は、やや前方の方になるようにします

・両足の親指同士を軽く重ねて、両足の裏を「く」の字型に揃えます。

・揃えた両足の裏の上に、お尻を乗せて収めるようにします。

・両脚の間は、男性の場合、コブシが入るくらい、女性の場合2~3cmあけるようにします。

・座布団に座る場合は、つま先が、座布団の端から少しはみ出すようにします。

活法を使う

活法という、柔術に付随した方法を使った方法です

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 座っている最中は

・重ねた親指の指先を、時々、左右入れ替えます。

・しびれてきたら、足の親指にグッと力を入れて5~10秒ほど曲げるようにします。

・体を時々少し前後左右にに揺すります。

・左右に重心を動かして、片脚に体重がかかって、もう片方の脚は楽になる、ということを繰り返します。

・可能であれば、少しお尻を持ち上げて、血行を良くします

・ボールペンなどで、さりげなく「足三里」「三陰交」「解谿(かいけい)」のツボを押します。

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立ち上がるときは

・立ち上がる少し前に、かかとを立てて、かかとの上に座るような格好になります。これを「跪座(きざ)」と言いますが、マナー違反ではないので大丈夫です。

・一歩後ろに下がるようにしてから立ち上がります。

・立ち上がるとき、がに股になって、足のしびれを抑えます。(下の動画)

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道具を使う

足の悪い人や高齢の人は、主催者の許可を得て、正座用の椅子等を使いましょう。

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