いざというときにツナ缶ランプ!
あなたの家にも多分ストックしてあるツナ缶(シーチキン)ですが、普段食べてもおいしいですが、いざというときもいろいろと役に立ちます。
ツナ缶ランプの作り方
用意するもの
・ツナ缶
・ティッシュペーパー
・缶に穴を開ける道具(プルトップ式なら必ずしも必要としません)
ティッシュペーパーを半分に切って、こよりのように細く丸め、芯を作ります。油を吸うのなら、たこ糸、紙ひも、麻ひも、綿ひも、コーヒーフィルター等でも大丈夫です。
芯の長さは、缶の高さの2~3倍が適当です。
次に、缶の上面の真ん中あたりに、芯を通す穴を開けます。
穴の開け方には次のような方法があります。
・金槌で釘を打ち込んで、釘をグルッと回すように動かして穴を広げます
・ドライバーをペンチを使って打ち込みます
・缶切りの、尖った穴あけのところで穴を開けます
・キリやドリルで穴を開けます
穴が開いたら、先ほど用意した芯を穴から差し込んで、缶から1cmほど芯が突き出ているようにします。
プルトップ式のツナ缶の場合、プルタブを引っ張って、ツナ缶のフタをちょっとだけ開けて、そのすき間から芯を差し込むこともできます。
数分して芯に油がしみこんだら、ツナ缶ランプのできあがりです。マッチやライターで火をつけます。
ツナ缶の種類や、芯の状態によって違いますが、一時間以上燃え続けるでしょう。
芯が燃えて短くなったら、新しい芯に替えます。
燃え尽きた後は、油分のないヘルシーなシーチキンをおいしく頂きます。
注意する点
地震で停電したときなど、このツナ缶ランプを使うと、余震でテーブルから振り落とされたり、滑っていって他のものに火が付く危険性があります。
ガス漏れをしているかも知れません。
また、粉じんに燃え移ったりしても危ないので、落ち着いてから使いましょう。
結構煙が出たり、魚臭かったりするのは、覚悟しておいてください。
それに、これは、ツナ缶の油分を使って燃やす方法なので、ノンオイルのライトツナではうまくいきません。