心と身体のチューンナップ

精神も身体もメンテナンスして快適に過ごしましょう

目が充血している!どうしたらいいの?

f:id:marverickjp:20170522001929j:plain

ふと鏡を見たら、自分の目が赤いのでギョッとした。家族や友人に、「眼が充血してるけど大丈夫?」と心配された。そんな経験がある人は多いでしょう。

眼を酷使したとか、花粉症のまっただ中とか、心当たりがあるならともかく、思い当たることがなければ不安になりますよね。

眼が充血する原因と対処法を調べてみました。

目の充血とはどのようなものでしょう

眼の血管は、普段は細いので、あまり目立ちませんが、何かの原因で血管が膨らむと、赤く目立つようになります。これが「充血」です。

まぶたの裏側から眼球の表面の白目まで続いている結膜が充血する「結膜充血」と、黒目のまわりが充血する「毛様充血」とがあります。

充血と間違いやすい症状に眼の出血があります。白目が真っ赤になる結膜下出血などがあります。眼の充血の場合は、血管が赤く浮き上がって見えますが、出血の場合は、白目全体が赤くなります。

眼の充血の原因は

眼への刺激

眼にゴミが入った・コンタクトが合わない・大量の紫外線を浴びた・眼をこすった・塩素の入ったプールで泳いだなどの刺激で眼が炎症を起こして充血することがあります。

眼の病気

花粉症によるアレルギー性結膜炎・感染性結膜炎・ドライアイ・角膜ヘルペス・春季カタルなどの眼の病気で炎症を起こして、眼が充血することがあります。

特に、毛様充血(黒目の周りの充血)の場合は、虹彩炎・角膜の病気・急性緑内障・ぶどう膜炎など、結膜充血(白目の充血)より重い病気のことが多いので、注意が必要です。

眼の疲労

PC作業などで眼を酷使した場合や、寝不足で眼の休息ができていない場合に、眼が充血します。

ストレス・緊張

ストレスや緊張のせいで、交感神経が活発になると、涙が出なくなって、充血することがあります。

アルコール

飲酒によって、眼の血管が広がると、充血することがあります。

アイメイク

まぶたの内側にまでメイクをすると、マイボーム腺という眼を護る油を出すところがふさがれて、充血することがあります。

目薬の副作用

眼が疲れたからといって、しょっちゅう目薬をさしていると、点眼薬に含まれている血管収縮剤や防腐剤の副作用で、一時的に症状は治まっても長期的にはかえって眼が充血してしまうことがあります。

眼の出血の原因は

眼の充血と間違いやすい結膜下出血ですが、結膜の下の細い血管が切れて、白目が真っ赤になることです。

自覚症状はほとんど無いことが多いです。

ほとんどが、突発性といわれて、原因不明です。50代の人に多く起きるので、加齢によって結膜がたるんで、まばたきをした拍子に、その摩擦で結膜の血管が切れるためと推測されています。

それ以外には、異物によって傷ついたり、打撲のショックで血管が切れたりすることがあります。

また、結膜炎などの症状でかゆいので眼をかいて出血することがあります。

重いものを持ち上げようとしたり、激しいストレスを感じたりしたときなど、頭の静脈の圧力が上がって、眼の血管が切れることもあります。

嘔吐・咳・くしゃみなどで、静脈が鬱滞(うったい:血液が流れなくなること)して、眼の出血をすることもあります。

高血圧症・糖尿病・高脂血症などの全身の病気がもとで出血することもあります。

 眼が充血したら

眼を休ませる

目が充血した場合、とにかく眼を休めるのが一番の改善法です。

時々遠くを見るようにしましょう。

眼のマッサージも良いですね。

youtu.be

youtu.be

youtu.be

仕事で、そうも言っていられないときは、意識的にまばたきを多くするようにします。

目薬を使うときは、血管拡張剤や防腐剤の入っていない第3類医薬品のものを使いましょう。

ツボを押す

youtu.be

 眼を冷やす

膨張した眼の血管を元通りにするために、冷やした濡れタオルなどで眼を冷やしてみましょう。

コンタクトに気をつける

 コンタクトレンズは、眼を乾燥させて、充血しやすいので、決められた時間以上使わないで、手入れもマニュアル通りにきちんと行いましょう。

加湿する

眼の乾燥も充血の原因になります。部屋が乾燥している場合は、加湿器などで乾燥を防ぎましょう。

眼科に行く

眼の充血が2~3日しても引かない場合、病気などの可能性があるので、眼科医に診てもらいましょう。

眼が出血したら

結膜下出血で眼が赤くなった場合、通常であれば、1~2週間で元に戻ります。

それ以上の期間赤みが消えない場合や、眼を打ったなど原因がはっきりしている場合、痛み・かゆみ・涙・目やになどが伴う場合、何度も繰り返す場合は、眼科に診てもらう必要があります。