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食欲を押さえ込むには?メタボへの道からサッと引き返す方法

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食欲のままに食べたら大変なことになると分かっていても、人間の三大欲求の一つである食欲は、何とかしてとうるさく主張してきますよね。

健康な食欲なら良いですが、それを越えた食欲をなだめる方法をいろいろ紹介します。

どうしてこんなにお腹がすくの?病気の症状のことも

あまりにお腹がすく場合、何かの病気かも知れません

糖尿病

糖尿病の患者の人を調べると、糖尿病と診断される数年前から異常な食欲を感じていたという人が多いのです。

胃潰瘍

胃潰瘍になると、普通は食欲が減退しますが、胃潰瘍のなりかけの場合は、潰瘍の刺激で胃酸の分泌が活発になって、一時的に食欲が高まることがあります。

パセドウ病

パセドウ病で、甲状腺ホルモンが大量に分泌されると、全身の代謝が活発になって、異常に空腹を感じます。パセドウ病の場合、たくさん食べても体重が減っていきます。

 ストレス・うつ

ストレスやうつの場合、ひどくなると食欲も無くなってしまいますが、そこまで行く前に、脳内ホルモンのセロトニンが足りなくなって、過食になることがあります。

生理

生理は病気ではありませんが、異常な食欲を引き起こすことがあります。生理の時は、ホルモンのバランスが変化して、カラダが妊娠を準備するモードにはいって、子供のためにエネルギーを補充しようとするからです。

食欲を抑える方法

糖尿病等でひどくお腹がすく場合は、病気の治療をする必要があります。そうでなくてお腹が空くときは、次のような方法を試してみましょう。

水を飲む

食事の30分ほど前に、コップ1~2杯の水を飲むと、食欲が抑えられます。砂糖を含まない炭酸水ですと、もっと効果的です。脳が、満腹感を感じるのです。

歯を磨く

食後に歯磨きをすると、せっかく歯を磨いたんだから歯を汚したくないとの心理が働いて、間食や夜食が抑えられます。ミント味の歯磨き粉が効果的なようです。

よく噛む

食事の時は、一口ごとに30回からできれば50回噛むようにしましょう。噛むことによって、脳の「ヒスタミン」という物質が増えて、脳が満腹感を感じます。それに、時間をかけて食べると、血糖値が上がったのに脳が気付いて、食べるのをやめようと思います。

また、一日3食規則正しく食べることで、余計な食欲を防げます。

食器やランチョンマットを青いものに替えると、色彩の効果で、食欲が抑えられるという口コミが多くあります。反対に、赤は、食欲を刺激するので、食事の時、なるべく目に入らないようにしましょう。

ツボを押す

耳の穴の前に、ちょっと出っ張ったところがありますね。これを「耳珠(じじゅ)」といいますが、その真中が「飢点(きてん)」というツボです。

左右の飢点を、食事の15分から30分ほど前に、指先や爪楊枝の尖ってない方で押してみましょう。食べすぎるのを防ぐことができます。

ちょっとだけ間食をする

お腹が空いてどうしようもないときは、ナッツ類・チーズ・寒天・こんにゃく・おから・ドライフルーツ・春雨スープ・昆布などの低カロリーのものを、ちょっとだけ食べて、食欲を満たすことも一つの方法ですね。