おならが止まらない!これは正常?病気?減らすには?
あまりおおっぴらには話題にならないけど、どうも気になる「おなら」。
この頃良く出るけど、なにかの病気じゃないかと心配している人もいるでしょう。
そんなあなたに代わって、いろいろ調べてみました。
そもそも「おなら」とは
おならのもとは、食事の時に、食べ物と一緒に飲み込む空気です。それに、腸で消化中の食物から発生するメタンガス・二酸化炭素・水素などがまじって、おならとなります。
おならの臭いのもとは
腸で、食物を腸内細菌が分解するときにでるガスが、おならの臭いの元です。
このガスには、二種類あります。
・発酵型
脂肪や炭水化物が善玉菌によって発酵するときにでるガスです。メタンガスや二酸化炭素などが中心で、あまり臭くありません。健康なおならと言えます。
お芋を食べるとでるおならは、発酵型です。大きな音が出るのも特徴です。
・腐敗型
消化しきれなかったタンパク質が悪玉菌によって分解されるときにできるガスです。インドールやスカトール・アンモニア・硫化水素といった臭い成分を含んでいます。
音はしないか、鋭く小さな音です。
おならの通常の回数は
健康な成人の場合、1日に10~20回程度です。肉食中心の人は、回数が増えます。また、加齢とともに、善玉菌が減ってくるので、回数は増える傾向があります。
女性の場合、生理前後に、女性ホルモンが腸に影響して、おならが増えることがあります。
おならを我慢するとどうなる
社会生活をしていると、どうしてもおならを我慢することが多いのですが、ずっと我慢をしているとどうなるのでしょう。
たまったおならは、腸の壁をすり抜けて、血液中に溶け込んでしまいます。血液に乗って、肺に運ばれて、息を吐くときに放出されたりします。口臭の原因になるんです。
皮膚に運ばれて、肌荒れ・吹き出物や体臭の原因になることもあります。
血液に溶け込んだ、有害な成分を処理するために、肝臓が疲れて働きが悪くなることがあります。肝臓の働きが悪くなると、糖尿病や高脂血症のリスクが高まります。
また、血液に吸収しきれないガスは、腸にたまって、胆嚢や膵臓を圧迫し、腹痛の原因になることもあります。そうして、腸の働きが悪くなって、悪玉菌が増え、便秘を引き起こします。
どうですか。無理におならを我慢することを続けていると、大変なことになりかねません。トイレに行ったりして、うまく排出するようにしましょう。
おならがでる病気とは
健康な人でも、ある程度のおならは自然にでます。回数が増えたり、臭くなったりするときは、なんらかの病気の可能性もあります。
呑気症(どんきしょう)
ストレスにより口が乾き、唾液を飲み込むことが増え、それと一緒に大量の空気を飲み込んでしまい、おならが出やすくなったり、ゲップが出やすくなったりします。
口呼吸・猫背・早食いなどでも、呑気症になります。
過敏性腸症候群(IBS)
若い人に多く見られる腸の疾病で、下痢と便秘を繰り返します。ひどくなると、通勤・通学途中で、しょっちゅう途中下車してトイレに駆け込むというような症状も現れます。
IBSのうち、ガス型と呼ばれるタイプの人は、臭いおならが頻繁に出ます。
その他の腸の病気
大腸憩室炎・潰瘍性大腸炎・クローン病・大腸がんなどの腸の病気で、臭いおならが出ることがあります。
特に、大腸がんが進行してくると、おならに血の匂いが混じったりします。
グルテン・アレルギー
小麦やライ麦に含まれる、「グルテン」という成分に、不耐症やアレルギーをもっているせいで、おならがたくさん出る人は、本人は気づいていないけれども、かなりいると言われます。
グルテンは、パン・パスタ・ピザ・シリアル・ラーメン・そば・うどん・ビールなど、いろんなものに含まれているので、摂取しないでいるのは難しいですね。
おならを減らすには
食事
肉中心の食事をやめて、食物繊維や乳酸菌をたくさん摂るようにします。
また、急いで食べると、一緒に空気を飲み込んでしまうので、よく噛んでゆっくり食べるようにします。
炭酸飲料は、おならを増やすので、控えておきましょう。
ガムを噛んでも空気を飲み込むことになるので、注意が必要です。
睡眠
睡眠不足だと、おならが出やすいので、充分寝るようにしましょう。
ストレス
自分なりのストレス発散法を身に着けておきましょう。
ヨガでガス抜き
お腹のガスが取れてスッキリします。
姿勢を良くする
猫背などで姿勢が悪いと、呼吸が浅くなって呑気症になったり、腸を圧迫しておならが増えます。猫背は矯正しましょう。
口呼吸をやめる
口呼吸をする習慣のある人は、意識して鼻呼吸をするようにしましょう。
イビキを何とかしたい人のために!今夜からできること
いびきは、自分がかいても、他人がかいても、困りものですね。そのせいで旅行に行けないなんて人もいるかも知れません。
どうやったら、手なずけられるか、見てみましょう。
イビキをかくわけ
鼻の穴からのど仏(喉頭)までの空気の通り道を、上気道といいますが、ここが狭くなると、息が通り抜けるとき、振動して音が出ます。
上気道を狭くする原因が、つまり、イビキの原因というわけです。
それには、次のようなものがあります。
肥満
肥満して、お肉がつくと、首回りにも肉がついて、上気道が狭くなります。舌にも肉がついて、ノドを塞ぐようになります。
BMI値(身長と体重の割合)などが標準の人でも、運動不足などで、首周りに肉がついていることがあります。
加齢
年とともに、体中の筋肉が衰えてきます。喉の筋肉も例外ではありません。早い人だと、30代で衰えてきます。
寝ている間に、喉の筋肉が緩んできて、上気道が狭くなります。
鼻の病気
鼻炎・副鼻腔炎(蓄膿症)・鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう:鼻筋が曲がっていること)などで、鼻の通りが悪いと、イビキをかきます。
扁桃の腫れ
扁桃は、舌の付け根あたりにある気管です。以前は、扁桃腺と呼ばれていました。
子供のイビキは、扁桃の腫れによることが多いです。
大人でも、過労やストレス・風邪などで、体の抵抗力が落ちると、扁桃が腫れて、イビキをかくことがあります。
口呼吸
口呼吸の習慣があると、上気道が狭くなりがちです。
アゴが小さい
アゴが小さかったり、歯の噛み合わせが悪いと、寝ている間、舌が口の中にちゃんと収まっていられなくて落ち込んできて、上気道が狭くなります。
酒の影響
アルコールを飲んで寝ると、喉の筋肉が緩んで、上気道が狭くなります。
薬の副作用
精神安定剤や睡眠薬には、筋肉を弛緩させる成分が入っていることが多く、イビキの原因になります。
脳卒中
脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの発作を起こすと、喉の筋肉をコントロールする脳の部分が破壊されて、喉が緩んで、動物のうなり声のようなすさまじいイビキがでることがあります。こうなると、揺すぶっても起きません。直ちに119番してください。
自分はイビキをかいている?
自分がイビキをかいているかどうか、自分では分からないでしょうし、家族も必ずしも気づかないこともあります。
そんなときは、アプリで確認してみましょう。
Android用
iPhone用
とりあえずイビキを止めるには
誰かと旅行に行くなど、一時的にイビキを止めたいときの裏技です。
横向きに寝る
仰向けに寝ると、首が曲がり、舌が落ちて、喉が狭まります。横向きで寝ると、それが防げます。寝ている間に仰向けにならないように、毛布を丸めたものや枕を背中にあてがうと良いでしょう。
可能であれば、抱きまくらを使うのも効果があります。
舌の体操をする
数日行ったら、イビキが改善したとの報告があります
ツボを押す
イビキに効果があるのは、次のツボです
・迎香(げいこう)
小鼻の両脇にあります。鼻の通りを良くします。
両手の人差し指で、左右それぞれのツボを抑えて、深呼吸しながら顔の中心に向かって5秒間ぐっと押し、サッと力を抜きます。これを数回繰り返します。
・人迎(じんげい)
喉仏の指2本分くらい外側です。指先で触ると、脈を打っているのが感じられるところです。喉の腫れなどに効果があります。
利き手の、親指と、人差し指および中指をあわせたもので、Cのような形にします。それを、左右の人迎にあてて、押しながらゆっくりもみほぐします。10回位もんでみましょう。
・天突(てんとつ)
両方の鎖骨のちょうど真ん中、くぼんでいるところです。気道の通りを良くします。
人差し指か中指を使って、鎖骨の内側に指を差し込む感じで押します。10秒押して5秒休むことを、数回繰り返します。
寝る前にシャワーを浴びる
寝る前にシャワーを浴びて、喉を加湿しておくのも効果的です。
また、寝る前に、充分に水分を補給しておきましょう。
できれば加湿器で、喉が乾燥しないようにします。お風呂場のドアを開けておくだけでも効果があります。
酒を飲まない
アルコールは、上気道を狭めるので、控えておきましょう。
喫煙も、イビキの原因となるので、我慢しておきましょう。
口呼吸をしない
口呼吸をするとイビキをかきやすいので、寝るときに、テープや絆創膏などで口を抑えるようにします。
根本的なイビキ対策
根本的にイビキを解消するには、肥満の場合はダイエットする、鼻の病気の場合は耳鼻科で治療するなどの必要があります。
自分がイビキをかく原因がわからない場合は、専門医に相談してみましょう。
ほくろがいつのまにか増えている!対策は?実は恐ろしい病気のことも!
あれ、いつの間に?気がついたら「ほくろ」ができていたなんてことはありませんか。
場所によっては変に目立つこともあるし、嫌な気分になりますよね。
でも、見かけの問題では済まない大変な事態になることもあるので、知っておきましょう。
そもそも「ほくろ」とは
ほくろは、メラニン色素を持つ細胞が増殖してできる、良性の皮膚病変です。
「シミ」も、メラニン色素からできるのですが、シミが、メラニン色素が沈着したものであるのに対し、ほくろは、メラニン色素を作り出すもとのメラノサイトという細胞が密集してできたものです。
ほくろに毛が生えるわけ
ほくろから毛が生えていることがありますよね。ほくろでは、メラニン色素を作り出す活動が活発なせいで、毛穴が大きくなっていて、長くて太い毛が生えやすいのです。
この毛は、無理に引っこ抜くと、その刺激で、後で述べるような悪性腫瘍になる可能性もあります。気になる人は、根元の近くで、はさみで切りましょう。
ほくろが増えないようにするために
これ以上ほくろが増えないための注意点を説明します。
紫外線を防ぐ
ほくろが増える一番多い原因は、紫外線です。紫外線によって、メラニン色素を作るメラノサイトの活動が活発になるからです。
日焼け止めや帽子・日傘などを使って、UV対策をしましょう。忘れがちなのが、眼のUV対策です。いくら、ほかの部分を、しっかり紫外線対策をしていても、眼から紫外線が入ってくると、眼の角膜から脳に、メラニン色素を作れという指令が出てしまいます。サングラスや、UVカットメガネで保護しましょう。
適度な運動をする
皮膚のターンオーバー(新陳代謝)が良くないと、ほくろが増えます。適度な運動で、血行を良くして、肌の新陳代謝を良くしましょう。
もちろん、日差しの強い日中の屋外での運動は避けて、早朝や夕方以降にするか、屋内でするようにしましょう。
規則正しい生活をする
不規則な生活や寝不足は、皮膚の新陳代謝を悪化させます。
また、偏食も肌に良くありません。ビタミンやミネラルを豊富に含むバランスの取れた食事をしましょう。
ゆっくり入浴をする
シャワーで済まさずに、ゆっくりとお風呂に入ると、血行が良くなり、肌の新陳代謝が活発になって、ほくろの防止になります。
メイクに注意
お化粧の時、ブラシやスポンジでゴシゴシこすると、その刺激で、ほくろができることがあります。
また、お肌が荒れているときや吹き出物ができているときにメイクをしても、その刺激によってほくろができることがあります。
ほくろができたときに、気にしてしょっちゅう触っていると、ほくろが大きくなることもあるので気をつけましょう。
反対に、ピーリングには、ほくろを防ぐ効果があると言われます。
生理前に注意
妊娠中や生理中に分泌される女性ホルモンの「プロゲステロン」は、メラノサイトの働きを活発にして、メラニン色素が多く作られるようになります。
そのため、この時期は特に、上に書いてあるような注意事項を守るようにしましょう。
メラノーマ(ほくろのがん)とは
メラノーマ(悪性黒色腫)とは、メラノサイトががん化した皮膚がんの一種です。ほくろとだ思っていたらメラノーマだったということもあるので注意が必要です。
最初はほくろやあざであったものがメラノーマに変化してしまうこともあります。
足の裏・手のひら・手足の爪の下などに多くできますが、胸・腹・背中・顔などにできることもあります。
転移しやすいやっかいながんです。
メラノーマのできる原因
まだはっきりとしてはいませんが、つぎの様な説が唱えられています
・紫外線
紫外線に弱い白人にできやすいことから、紫外線の影響が考えられます
・継続的な刺激や摩擦
足の裏や爪にできる場合は、しょっちゅうなんらかの刺激を受けているからと考えられます
・ほくろのがん化
ほくろのうち、「異型母斑」という、境目がはっきりしていない、いびつなかたちをしたほくろが、がん化してメラノーマになることがあります
・遺伝
遺伝の影響もあるのではないかと考えられています
メラノーマの見分け方
メラノーマの、ほくろと違う特徴には、つぎのようなものがありますが、あくまで目安ですので、少しでも気になる場合は、お医者さんに相談してください。
・形がいびつで、左右非対称である
・まわりの皮膚との境目がはっきりしていない
・黒っぽかったり、薄い茶色だったり、色にむらがある
・直径が6mm以上である
・大きさ、色、形がどんどん変わってくる
・毛が生えていないことが多い
ところで、IBMの人工知能(AI)である「ワトソン」は、色を識別することで、ほくろとメラノーマを、95%の精度で見分けることに成功しているそうです。
よい寝だめ、悪い寝だめ
昔から、「寝だめはできない」といわれてきましたね。でも、上手な寝だめの仕方もあるんです。休日の寝だめが楽しみという人は、読んでみてください。
悪い寝だめはこんなもの
先取り寝だめ
月曜日から忙しいので、日曜日に寝だめしておこうというような、「先取り寝だめ」は、意味がありません。
スマホを充電するとき、100%充電したら、それ以上充電できません。そして、使っていくうちに、バッテリーは減っていく一方ですね。
睡眠も、寝だめをしようとしても、フルに寝てしまえば、それ以上寝ても、無駄に浅い眠りをするだけで限度以上のチャージはできません。そして、翌日から、寝たりない分、体のエネルギーは減る一方なのです。
補充寝だめ
睡眠不足が続いたので、休みの日に、昼頃まで寝ていて、不足分を埋め合わせようとすることってありがちですね。確かに、寝不足の分は、ほぼ取り戻せます。
でも、それによって、生活リズムが狂って、その日の晩なかなか寝られず、結局、翌日また、睡眠不足になってしまいます。ブルーマンデーというわけですね。
よい寝だめのしかた
睡眠の不足分を取り戻すなら、早めに眠りにつきます。そして、休みの日でも、いつもよりせいぜい1~2時間以上遅く起きることはやめましょう。それ以上遅く起きると、体内のリズムが狂ってしまいます。
体内リズムを狂わせない、もう一つの方法があります。朝、いつもと同じ時間にいったん起きて、カーテンや雨戸を開けて、日の光を浴びるのです。強い光を浴びると、体内時計がリセットされて、脳内物質のセロトニンが分泌され、脳が朝がきたことを認識します。部屋の明かりをつけても良いのですが、太陽に比べると明るさが足りないですね。その後、二度寝をしても、体内リズムはあまり狂わないで済みます。
いったん起きるのが面倒な場合や、天気が悪い日もあることを考えると、日の光を再現してくれる目覚まし時計を使う手もあります。
HotTime 目覚めライト Wake Up Light アラーム FMラジオ 大音量 常夜灯 日出・夕日再現 6色変換 充電器・乾電池両方に対応 12時/24時表示 ホワイト |
朝レモンで体内時計リセット
悪い寝だめで体内時計が狂ってしまったときは、レモンが有効です。
休日明けの朝、レモンを搾ってレモン水にして飲むと、酸味と香りで、体内時計がリセットされて、スッキリします。
もちろん、レモンティーやサラダなど、お好みの食べ方で構いません。
そして、レモンと糖質を一緒に摂るのが、体内時計のリセットにさらに効果的です。
ご飯・パン・うどん・バナナ・リンゴなどですね。
猫背になっていませんか?姿勢が悪いとこれだけのデメリットが!
現代人に増えつつある「猫背」。「ちょっと姿勢が悪いだけ」で済ましていませんか。実は、恐ろしい事態になることもあるんです。早速、猫背を治して、背筋を伸ばして進んでいきましょう。
猫背の弊害
猫背のせいで、こんなにいろいろと困ったことがあるんです。
・肩こりや腰痛を引き起こす
・頭痛の元になる
・眼が疲れる
・肺や心臓を圧迫して、体の調子が悪くなる
・胃腸を圧迫して、便秘や下痢になる
・新陳代謝が悪くなり、肥満する
・月経の周期を狂わせる
・自律神経のバランスが崩れて、イライラしたり、精神的に不安定になったりする
・老けて見える
猫背のセルフチェック
自分が猫背かどうか、チェックしてみましょう。「自分は猫背じゃない」と思っていても、案外猫背だったということも多いですよ。
まず、壁を背にして立ちます。後ろに下がって、自然に背中を壁につけます。
壁に、頭と背中とお尻が均等につき、壁と腰の間に、片手がギリギリ入るくらいのすき間がある人は、問題ありません。
壁と腰の間に、コブシが入るほどの大きなすき間がある人は、「S型猫背」と呼ばれます。骨盤が前傾して、下腹がポッコリ突き出しています。ハイヒールを履く女性がなりやすいといわれます。
反対に、壁と腰がすき間なくベッタリくっついている人は、「腰猫背」です。重労働をする人や、年配の人によく見られます。
腰のすき間は普通で、背中が壁にベッタリついて、頭が壁につかない人は、「背中猫背」です。PCで作業をする人に多いです。
肩が壁につき、頭が壁につかないで前に出ている人は、「首猫背」です。首猫背は、「ストレートネック」ともいわれます。
タイプ別の猫背改善ストレッチ
両膝を揃えて床につけ、立て膝立ちをしてみましょう。そして、背中をスッと伸ばします。そのときの感じが、猫背が治った時の感覚です。それを目指して、ストレッチしましょう。
S型猫背
横になり、壁に脚をつけて行う方法です。
壁に寄りかかって治す方法もあります。
腰猫背
椅子に座って行います
背中猫背
大胸筋中心のストレッチです
首猫背(ストレートネック)
椅子に座って行いましょう
日常生活での注意点
猫背の人は、上にあるようなストレッチで、改善するとともに、これから書くようなことに注意して、元に戻らないようにしましょう。まだ猫背になっていない人も、予防のために気をつけましょう。
寝ているときに
寝るときは、横向きやうつぶせで無く、仰向けになって寝ましょう。
猫背のせいで仰向けでは苦しい場合は、膝を曲げて寝ましょう。膝の下に、丸めたタオルやクッションなどをあてがうと、楽に曲げていられます。
また、腰の下に、四つ折りにしたバスタオルを敷いておくと、寝ている間に、横向きやうつぶせになることを防げます。
枕は、低くて固めのものを選び、後頭部では無く、首の下に入れるようにします。
寝ている間に猫背を治す、別の方法もあります。固めの寝具の上に寝て、多めに寝返りをうって、体のゆがみをやり方です。
自分に合った方法を採用しましょう。
スマホを見るときは
スマホを持つ手は、ヒジから手の甲まで、真っ直ぐ一直線になるよう意識します。反対側の手を、手のひらを下にして、スマホを持つ手の脇の下にはさみこむように添えます。これで自然に姿勢もよくなります。両手でスマホを操作するときも、手を真っ直ぐにする意識を忘れないようにしましょう。
PCの操作の時
オフィスでパソコンを使うときは、椅子に深く腰掛けて、背を伸ばします。椅子にクッションを置くと、姿勢を保ちやすくなるので、試してみてください。丸めたタオルでも良いです。自分に合った丸め方を試行錯誤してください。座っているとき、足は組まないようにしましょう。
モニターは、視線がほんの少し下を向く程度の位置で調整し、眼とモニターは40cmくらい離しておきます。
キーボードやマウスは、ヒジを直角にして使えるような位置に置きましょう。
歩くときは
歩くときは、みぞおちのあたりから脚が生えているような意識を持ちましょう。
また、手のひらとヒジの内側を、前方に向けて歩くのも効果的です。
時々、つま先立ちで歩く訓練をすると、背筋が伸びるので、やってみましょう。
猫背矯正用のスニーカーを使って見るのも良いかもしれませんね。
二日酔いの苦しみを何とかしたい!予防法と解消法
苦しい二日酔い。頭痛に吐き気。そのつど、もう飲まないぞと「決心」するんですが、しばらくするとまた....
そんなとき、少しでも楽になる方法を調べました。
どうして二日酔いになる?
アルコールを肝臓で分解するときに、毒性の強い「アセトアルデヒド」という物質ができます。普通は、アセトアルデヒドは、さらに、酢酸に、次に水にと分解されますが、分解が追いつかずに体に残ってしまうと、二日酔いになるのです。
そもそも二日酔いにならないために
飲む前に
アルコールには、利尿作用があって、トイレに行きたくなるので、体が脱水状態になってしまいます。そして、二日酔いの症状を重くします。
そうならないよう、お酒を飲む前には、ペットボトル一本分の水やスポーツドリンク、お茶(カフェインを含まない麦茶・十六茶・爽健美茶など)を飲んでおきましょう。
カフェインを含むコーヒーや緑茶は、利尿作用があるので、適していません。
空腹でお酒を飲むと、アルコールの吸収が早くなるので、できれば、少しでも脂肪分をお腹の中に入れておきましょう。
オリーブオイル・ヨーグルト・バター・チーズなどが良いですね。良く言われる牛乳は、案外脂肪分が少ないので、あまり二日酔いの予防には期待できません。
ハチミツをちょっと舐めておくのも効果有りです。
乾杯の始まる前に、ドレッシングをタップリかけたサラダやナッツ類があれば、ササッと食べておきましょう。
飲んでいる間
脱水症状にならないように、お酒を飲んだら、チェーサーとして、水を一杯飲むというように、アルコールと水分を、交互に取ります。
チェーサーとして、トマトジュースを飲むと、アルコールの分解が早くなるので、できればやっておきましょう。
反対に、お酒を炭酸で割ると、アルコールが吸収されやすくなって、二日酔いになりやすくなります。
醸造酒(日本酒・ビール・ワイン)は、蒸留酒(ウィスキー・ブランデー・焼酎・ウォッカなど)より、不純物が多くて二日酔いになりやすいので覚えておきましょう。ちなみに、同じワインでも、赤ワインの方が白ワインより不純物が多く含まれています。
また、いろんな種類のお酒をちゃんぽんで飲むと、目先が変わって、自分がどのくらい飲んだのか分からなくなり、つい飲み過ぎることがありますので気をつけましょう。
それと、ちょっといやらしい話になりますが、一般的に、安いお酒は、不純物が多くて、二日酔いになりやすく、高いお酒は、不純物が少なくて、二日酔いになりにくい傾向があります。お財布と相談して、できる範囲で良いお酒を飲みましょう。
お酒を飲んでいる間、タンパク質を多く含む食べ物をおつまみにしましょう。
肉・魚・枝豆・豆腐・卵・ナッツ類などですね。
飲んでいるときにタバコを吸うと、ニコチンやタールの分解のため、肝臓に負担がかかり、また、アセトアルデヒドの分解のために必要なビタミンCが破壊されてしまいます。できるだけ我慢しましょう。
飲んだ後
飲んだ後も、水分補給は大事です。水やスポーツドリンクを飲んでおきましょう。ハチミツを溶かし込んだハチミツ水も、翌日に後を引かない効果があります。飲むものは、枕元に置いておいて、朝起きたときや、夜中に目が覚めたときに飲めるようにしておきましょう。
「アルコールを抜く」などといって、お風呂に入るのは危険です。お風呂で汗をかいて、脱水症状がより進んで、肝臓の働きが悪くなるからです。それに、滑って転んだりしやすいですからね。サウナは、さらに危険です。どうしてもというのなら、シャワーにしておきましょう。
それでも二日酔いになってしまったら
上に書いてきたような対策をしても、二日酔いになってしまった場合の対処法です。
とにもかくにも水分補給
やはり大事なのは、水分補給です。スポーツドリンクやトマトジュース、ハチミツを溶かし込んだ水を飲みましょう。
朝ご飯はこれを食べましょう
アサリやシジミの味噌汁を飲みましょう。その他、柿・バナナ・大根おろし・卵などが二日酔いに効くので、食べるようにしましょう。
茶碗に梅干しを入れて、熱いお茶を注ぎ、箸で梅干しの肉をほぐしてから飲むのも効きますよ。
頭痛がするときは、食後に、コーヒーを飲んでおきましょう。胃の調子が悪ければ、砂糖やミルクをたっぷり入れます。
サプリメント
ビタミンB1のサプリを飲むと、アセトアルデヒドの分解が促されます。
熱いシャワーを浴びる
熱いシャワーは体をスッキリさせます。特に、シャワーを交互に熱くしたり冷たくするのは効果があります。
でも、気持ちが悪いときなどは、無理して浴びないようにしましょう。
ツボを押す
二日酔いに効くツボを押してみましょう
ドライマウスで困っている人に!こうすれば楽になりますよ
ドライマウスで悩む人が増えてきましたね。現代の日本では、ドライマウスの人が、少なくとも八百万人、多めに見積もると三千万人いるとも言われています。高齢者の場合、ドライマウスのせいで食べ物をよく飲み込めないと、誤嚥性肺炎なんて恐ろしいことにもなりかねません。どうすれば良いのかリサーチしたのでご覧下さい。
ドライマウスのセルフチェック
次の様な症状があれば、ドライマウスの可能性があります
・クッキーのような乾いた食べものは、水を飲みながらでないと食べにくい
・口の中が乾いて痛い
・舌が白っぽい
・舌がひび割れて痛い
・口の中がネバネバする
・口の中が粘ついてうまく話せなかったり、声がかすれてくる
・口臭が気になる
・アゴの下や耳の下が腫れることがある
・よく水を飲む
・夜中に喉が渇いて目が覚めることがある
・口内炎や口角炎ができやすい
・口のほかに、眼や鼻も乾いている感じがする
・口呼吸をすることが多い
・歯を磨いていても虫歯になりやすい
・味覚がおかしくなった感じがする
ドライマウスになる原因
ストレス
緊張すると、口の中が乾くという人は多いですね。ストレスを感じた状態が続いてしまうと、ドライマウスになってしまいます。
さらに、自律神経失調症やうつ病でも、ドライマウスになることがあります。
加齢
年とともに、体の中の水分が失われ、ドライマウスになりやすくなります。
口の筋肉も衰えて、唾液が出にくくなります。
噛む力の衰え
柔らかいものばかり食べていると、唾液を押し出す筋肉も衰えてきます。現代人は、昔の人に比べて、食事の時に噛む回数が半分以下と言われます。
薬の副作用
降圧剤・抗うつ剤・鎮痛剤・鼻炎薬など、ドライマウスを引き起こす薬はたくさんあります。
薬の注意書きに、副作用として「口渇」が起きると書いてあることがありますが、「口渇」とは、ドライマウスのことなのです。
病気の症状
糖尿病・腎臓病・肝硬変・甲状腺機能亢進症・唾液腺の病気などの症状として、ドライマウスになることがあります。
更年期障害によっても、唾液の量が減ります。
シェーグレン症候群という、中高年の女性に多い病気の場合、全身が乾くので、ドライマウス・ドライアイ・関節の痛みといった症状が現れます。
それではドライマウスを改善するにはどうする
病気のせいでドライマウスになっているのなら、病気を治す必要があります。
薬の副作用の場合も、勝手に服用をやめたりしたら大変なことになるので、出してくれる先生に相談しましょう。
それ以外の場合の対処法です。
唾液腺をマッサージする
唾液の出てくるもとをマッサージして、唾液が良く出るようにしましょう。
アルコールはほどほどに
アルコールには、利尿作用があるので、トイレが近くなって、体が脱水状態になります。もちろん、口も渇きますよね。
お酒は適量にとどめておいて、一緒に水を飲むようにしましょう。
タバコを控える
タバコの煙に含まれているタールやニコチンは、血行を悪くして、唾液の分泌を減少させます。タバコはなるべく控えるようにしましょう。
こまめに水分補給
ペットボトルを持ち歩くなどして、よく水分を補給しましょう。コーヒーやお茶など、カフェインが入った飲み物は、利尿作用があるので、ドライマウスには良くありません。
固めの物を食べる
噛みごたえのあるものを、よく噛んで食べるようにします。一口ごとに、30回は噛みましょう。
ガムを噛む
シュガーレスガムを噛むのも、効果があります。
マウススプレーをする
人工唾液の役割をするスプレーが市販されているので、使ってみましょう
口呼吸から鼻呼吸へ
口呼吸はドライマウスのもとです。意識して鼻呼吸をしましょう。
睡眠中に口呼吸しないように、寝る前に、サージカルテープ(ガーゼなどを貼るテープ)などで、口が開かないようにするのも一つの方法です。
加湿器を使う
乾燥する季節には、加湿器で部屋の湿度を保ちましょう。