スマホ老眼の脅威!20代でも近くが見づらい人が増えている
従来、老眼は、文字通り40歳くらいから始まっていたのですが、この頃は、スマホの見過ぎで子供や20代の若者でも、近くが見づらいとの老眼のような症状が出ている人が多くなっています。
これを、「スマホ老眼」と呼んで、問題になっています。夕方、目が疲れてから症状が出る場合を「夕方老眼」、週末になって、一週間の目の疲れが蓄積して症状が出る場合を「週末老眼」と言うこともあります。
あなたはスマホ老眼?チェックしてみましょう
次のような症状に当てはまるのもが多いと、スマホ老眼の可能性があります
・一日に8時間以上PCやスマホの画面を見ている
・寝る前にスマホを見る習慣がある
・スマホの画面を見た後に、遠くの方を見ると、ぼやけてしまう
・夕方になって、目が疲れてくると、スマホの画面が見にくくなる
・メールを打つとき数字を打ち間違える
・本や新聞、雑誌の小さい文字が見にくくなった
・光がまぶしく感じられるようになってきた
・目が充血したり腫れぼったくなることが多い
・目が乾く
・目の奥が痛む
・肩や首がこったり、頭痛がする
また、「近点距離」で老眼かどうかチェックする方法もあります。
人差し指を、目の前10cm位のところに、自分に向けて突き出します。
そのままだんだん指を遠ざけていって、指紋がはっきり見えるようになる距離を測ります。
この距離を「近点距離」といいますが、これが30cm以上の場合、老眼の症状が出ている可能性があります。
以上はあくまで目安ですので、正確には眼鏡店や眼科で調べてもらう必要があります。
スマホ老眼と加齢による老眼の違い
スマホ老眼も加齢による老眼も、目のピントを合わせる筋肉がうまく働かなくなって起きますが、加齢による老眼の場合は、筋肉そのものが衰えてしまうので、避けられないし、元に戻すこともできませんが、スマホ老眼の場合は、一時的な筋肉の疲れによるものなので、疲れの対策をすれば、回復したり予防したりできます。
その代わり、スマホ老眼の場合、適切な措置をしないで症状が進行すると、睡眠障害・慢性疲労・うつ病などになる可能性もあります。
スマホ老眼の対策
スマホ老眼になっている人やなりそうな人は、次のような対策をしましょう。
・スマホは目から40cm以上離して使う。
・画面の明るさは、できるだけ暗めにする。
もちろん、暗くて見えないのでは困りますが、実用の範囲内でギリギリ暗い設定にしましょう。
・スマホを見ている間、意識的にまばたきを多くする。
・電車の中、歩きながら、ベッドの中の「ながらスマホ」をやめる。
・時々、画面から目を離して、遠くの緑を見る。
・目のトレーニングをする。
・マッサージをする。
・ツボを押す
・アプリを使う。
こんなアプリを使ってみましょう